WSI DAILY 2014/7/16


WSI Daily 2014/7/16

 

★北極における爆撃機の飛行が3倍に増加

ロシア国防省の機関誌「赤い星」7月14日付によると、極東のウクラインカ基地に配備されている長距離航空軍所属のTu-95MS戦略爆撃機は、今年、去年に比べて北極圏での飛行を3倍に増加させた。ロシア軍東部軍管区が発表した。

「赤い星」は飛行の具体的回数が明らかにしていないものの、極地条件下での離着陸を重視しているとの記述が目に付く。

ロシアは最近になって、核実験場のあるノーヴァヤ・ゼムリャー島の爆撃機前方展開施設を再開しており、極東からノーヴァヤ・ゼムリャーまでの長距離進出が頻繁に行われているのかもしれない。

 

★春季徴兵が完了

2014年度春季徴兵がこのほど完了した。ロシアの徴兵は年2回、春と秋に実施され、前者は4月1日から始まる。

今年の春季徴兵数は合計15万4000人で概ね例年通り。

徴兵忌避者は4334人(ここでいう徴兵忌避とは召集令状を受け取ったにも関わらず出頭しなかった者などを指し、偽の医学診断書などを貰うなどの「合法的」な徴兵逃れは含んでいない)、徴兵の代わりに代替勤務を選んだ者は325人(2013年秋季は305人)であった。

また、徴兵のうち、高等教育(大学教育)を受けているのは3万400人で、全体の19.8%を占めた。かつては徴兵に応じるには貧しかったり犯罪歴があったりと社会的に低い階層ばかりであるとされていたが、この数字を見るに、多少風向きも変わりつつあるようだ。

新たにロシア連邦に編入されたクリミア半島のクリミア共和国とセヴァストーポリ特別市については、今年は徴兵を行わなかったものの、2015年春季には徴兵を実施する。

ただし、クリミアから徴兵に応じた者は勤務地をクリミア半島内とするように配慮するとしている。


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